みなさんの臨床研究を応援します。

はじめまして、教授の新谷歩です。私は生物統計家として、ヴァンダービルト大学時代から20年以上にわたり、臨床研究の支援と教育を行ってきました。
生物統計家は、臨床研究を統計科学の側面から支えることを主な役割としています。ただしデータ解析のみに関わるのではなく、研究デザインの設計、データ集積方法の提案、解析計画の立案、被検者保護を考慮した研究フローの設計、収集されたデータの管理や解析、論文執筆や査読対応など、幅広い役割を担います。
臨床研究の始まりから終わりまで、終始一貫した支援を丁寧に行うことで、みなさんの臨床研究がより良いものとなるように応援するのが私たちの使命です。

教育を通じてより質の高い臨床研究を目指します。

臨床研究における統計家の役割は多岐にわたります。そのため、数理的な統計理論の理解のみでなく、臨床疫学に基づく研究デザイン、臨床研究の性質を考慮したデータの集積方法や解析方法、臨床研究に係る倫理や規制の理解など、幅広く総合的な知識が求められます。
当教室では、将来の臨床研究を推進する人材を育成すべく、様々な教育活動を行っております。統計家の育成はもちろん、臨床で働く医療従事者自身の知識をアップデートしてもらえるように、さまざまな教育コンテンツを提供しています。みなさんも一緒に学んでみませんか？本ページにもみなさんのお役にたてるような情報を載せておりますので、是非ご覧いただけましたら幸いです。

教 授新谷 歩

メンバー紹介